Exhibitions & Events

2026.05.08

【EXHIBITION】5.13-6.13有太マン『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』出版記念個展at Goldwin room

アート、音楽、エネルギー、地域、そして暮らし。

3.11以降の福島を起点に、「誰でもできる」実践を積み重ねてきた有太マンによる初の本格的思想書『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』の刊行を記念し、Goldwin roomにて出版記念個展を開催いたします。

自然と都市、身体と環境、アウトドアと文化。その境界を横断しながら活動してきたGoldwinの姿勢は、有太マンが長年問い続けてきた「生活と社会の接続」というテーマとも深く共鳴しています。

エネルギー、地域、自立、循環。単なる“サステナビリティ”という言葉では回収できない、より根源的な「生き方」の感覚を共有する場として、本展は企画されました。

「民主主義より生命主義(BIOCRACY)」を掲げ、消費、電力、農、コミュニティ、表現を横断しながら、“世界を変える”のではなく、“世界との関わり方を変える”ための思考と行動を記録した本書。

本展では、書籍の内容と呼応する写真、資料、アーカイブ、プロダクトなどを通じて、有太マンが実践してきた「生活=表現」の軌跡を立体的に紹介します。

また、本書の刊行にあわせ、作家・ラッパー・編集者として時代を横断してきた、いとうせいこうさんとのオープニングトークも開催。1980年代以降、日本のカルチャーシーンを更新し続けてきた存在であるせいこうさんと、有太マンによる対話は、「生活」「表現」「社会実践」をめぐる本書の思想をさらに拡張する時間となるはずです。

福島での測定活動、再生可能エネルギーの現場、美術館企画、橋の下世界音楽祭、Chim↑Pomとの協働など、多岐にわたる活動を通じて立ち上がるのは、誰か特別な人の思想ではなく、「自分の暮らしから始める」ための感覚です。

「幸せは暮らしの中にある。毎日の購買活動が、4年に一度の選挙どころじゃない威力を持っている」

アートの外側へ向かいながら、同時にアートの根源へ触れていくような、極めて稀有な実践の記録と展示となります。

■有太マン『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』出版記念個展

2026年5月13日(水)– 6月13日(土)

at Goldwin room

■Opening Reception & Talk

2026年5月13日(水)19:00–

ゲスト:いとうせいこう

※入場無料 ワンドリンク制

■会場:

NONLECTURE books/arts

営業時間:11:00–21:00

東京都渋谷区宇田川町16-9 渋谷ゼロゲートビルB1F

03-6455-1377

info@nonlecture.jp

■書誌情報

『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』

著:有太マン

ブックデザイン:赤間政昭

装画:水沼久直

2026年5月20日発売 ※NONLECUTRE books/arts 完全先行発売

新書判/312頁

定価:本体2,000円+税

■プロフィール

有太マン(平井有太)

アーティスト/NPO法人みんなのデータサイト顧問/UPDATER(みんな電力)並走者。

1975年東京生まれ。School of Visual Arts卒。1996~2001年までニューヨーク在住。2012~15年には福島市へ移住し、福島大学客員研究員として、JA新ふくしま(当時)や福島県生協連と協同しながら、市内すべての田んぼ・果樹園の放射性物質測定に携わる。

震災後は、自身の内部被ばくを確認しながら、エネルギー問題と循環型社会の実践について探求を続ける。「民主主義より生命主義(BIOCRACY)」を掲げ、アート、地域、再生可能エネルギー、コミュニティを横断する活動を展開。

主な企画に「ビオクラシー」(はじまりの美術館、2018)、「AWAKES みんなの目覚め」(アーツ千代田3331、2022)、「Legacy3.11」(ミラノ、2024)など。著書に『ビオクラシー 福島に、すでにある』『虚人と巨人』ほか。

いとうせいこう

1961年東京都生まれ。1988年『ノーライフキング』で小説家デビュー。『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞、『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞を受賞。小説、エッセイ、俳句、ラジオ、テレビ、演劇など幅広い領域で活動を続ける。日本語ラップの先駆者の一人としても知られ、現在はロロロ(クチロロ)、いとうせいこう is the poetとして音楽活動を展開。近著に『鼻に挟み撃ち』『福島モノローグ』『今すぐ知りたい日本の電力』『日日是植物』など。